HOME > 製品紹介 ありあけ > 決まり字五色二十人一首アプリ
■グループ分け一覧
Aグループ
グループ | 歌番号 | 上の句 | 下の句 | 作者 |
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A-1 | 87 | 村雨の 露もまだひぬ槙の葉に | 霧立ちのぼる 秋の夕暮 | 寂蓮法師 |
むらさめのつゆもまだひぬまきのはに | きりたちのぼるあきのゆふぐれ | |||
A-2 | 18 | 住の江の 岸による浪よるさへや | 夢の通ひ路 人目よくらむ | 藤原敏行朝臣 |
すみのえのきしによるなみよるさへや | ゆめのかよひぢひとめよくらむ | |||
A-3 | 57 | 廻り逢ひて 見しやそれとも わかぬまに | 雲がくれにし 夜半の月かな | 紫式部 |
めくりあひてみしやそれともわかぬまに | くもがくれにしよはのつきかな | |||
A-4 | 77 | 瀬を早み 岩にせかるる 瀧川の | われても末に 逢むとぞ思ふ | 崇徳院 |
せをはやみいはにせかるるたきがはの | われてもすゑにあはむとぞおもふ | |||
A-5 | 65 | 恨み侘び ほさぬ袖だに あるものを | 恋に朽ちなむ 名こそ惜しけれ | 相模 |
うらみわびほさぬそでだにあるものを | こひにくちなむなこそをしけれ | |||
A-6 | 74 | うかりける 人を初瀬の 山おろし | はげしかれとは 祈らぬものを | 源俊頼朝臣 |
うかりけるひとをはつせのやまおろし | はげしかれとはいのらぬものを | |||
A-7 | 13 | 筑波嶺の 峰より落つる みなの川 | 恋ぞつもりて 淵となりぬる | 陽成院 |
つくばねのみねよりおつるみなのがは | こひぞつもりてふちとなりぬる | |||
A-8 | 23 | 月見れば 千々に物こそ 悲しけれ | わが身ひとつの 秋にはあらねど | 大江千里 |
つきみればちぢにものこそかなしけれ | わがみひとつのあきにはあらねど | |||
A-9 | 40 | 忍ぶれど 色に出にけり 我が恋は | ものや思ふと 人の問ふまで | 平兼盛 |
しのぶれどいろにいでにけりわがこひは | ものやおもふとひとのとふまで | |||
A-10 | 37 | 白露に 風の吹きしく 秋の野は | つらぬきとめぬ 玉ぞ散りける | 文屋朝康 |
しらつゆにかぜのふきしくあきののは | つらぬきとめぬたまぞちりける | |||
A-11 | 66 | 諸共に あはれと思へ 山ざくら | 花よりほかに 知る人もなし | 大僧正行尊 |
もろともにあはれとおもへやまざくら | はなよりほかにしるひともなし | |||
A-12 | 100 | 百敷や 古き軒端の しのぶにも | なほあまりある 昔なりけり | 順徳院 |
ももしきやふるきのきばのしのぶにも | なほあまりあるむかしなりけり | |||
A-13 | 46 | 由良の戸を わたる舟人 楫を絶え | 行方も知らぬ 恋の道かな | 曽根好忠 |
ゆらのとをわたるふなびとかぢをたえ | ゆくへもしらぬこひのみちかな | |||
A-14 | 71 | 夕されば 門田の稲葉 おとづれて | あしのまろやに 秋風ぞ吹ふく | 大納言経信 |
ゆふさればかどたのいなばおとづれて | あしのまろやにあきかぜぞふく | |||
A-15 | 17 | ちはやぶる 神代も聞かず 龍田川 | から紅に 水くくるとは | 在原業平朝臣 |
ちはやぶるかみよもきかずたつたがは | からくれなゐにみづくくるとは | |||
A-16 | 42 | 契りきな かたみに袖を しぼりつつ | 末の松山 浪こさじとは | 清原元輔 |
ちぎりきなかたみにそでをしぼりつつ | すゑのまつやまなみこさじとは | |||
A-17 | 75 | 契りおきし させもが露を 命にて | あはれ今年の 秋も去ぬめり | 藤原基俊 |
ちぎりおきしさせもがつゆをいのちにて | あはれことしのあきもいぬめり | |||
A-18 | 33 | 久方の 光のどけき 春の日に | しづごころなく 花の散るらむ | 紀友則 |
ひさかたのひかりのどけきはるのひに | しづごころなくはなのちるらむ | |||
A-19 | 35 | 人はいさ 心もしらず ふるさとは | 花ぞ昔の 香ににほひける | 紀貫之 |
ひとはいさこころもしらずふるさとは | はなぞむかしのかににほひける | |||
A-20 | 99 | 人もをし 人もうらめし あぢきなく | 世を思ふ故に もの思ふ身は | 後烏羽院 |
ひともをしひともうらめしあぢきなく | よをおもふゆゑにものおもふみは |