HOME > 製品紹介 ありあけ > 決まり字五色二十人一首アプリ
■グループ分け一覧
Bグループ
グループ | 歌番号 | 上の句 | 下の句 | 作者 |
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B-1 | 61 | 古への 奈良の都の 八重ざくら | 今日九重に 匂ひぬるかな | 伊勢大輔 |
いにしへのならのみやこのやへざくら | けふここのへににほひぬるかな | |||
B-2 | 21 | 今来むと いひしばかりに 長月の | 有明の月を 待ち出でつるかな |
素性法師 |
いまこむといひしばかりにながつきの | ありあけのつきをまちいでつるかな | |||
B-3 | 63 | 今はただ 思ひ絶えなむ とばかりを | 人づてならで 言ふよしもがな |
左京大夫道雅 |
いまはただおもひたえなむとばかりを | ひとづてならでいふよしもがな | |||
B-4 | 4 | 田子の浦に 打ち出でて見みれば 白妙の | ふじの高嶺に 雪は降りつつ | 山部赤人 |
たごのうらにうちいでてみればしろたへの | ふじのたかねにゆきはふりつつ | |||
B-5 | 89 | 玉の緒よ たえなば絶えね ながらへば | 忍ぶることの 弱りもぞする | 式子内親王 |
たまのをよたえなばたえねながらへば | しのぶることのよはりもぞする | |||
B-6 | 34 | 誰をかも 知る人にせむ 高砂の | 松も昔の 友ならなくに | 藤原興風 |
たれをかもしるひとにせむたかさごの | まつもむかしのともならなくに | |||
B-7 | 55 | 瀧の音は たえて久しく なりぬれど | 名こそ流れて なほ聞こえけれ | 大納言公任 |
たきのおとはたえてひさしくなりぬれど | なこそながれてなほきこえけれ | |||
B-8 | 16 | 立ち別れ いなばの山の 嶺におふる | まつとし聞かば 今帰り来こむ | 中納言行平 |
たちわかれいなばのやまのみねにおふる | まつとしきかばいまかへりこむ | |||
B-9 | 73 | 高砂の 尾の上の桜 咲きにけり | 外山の霞 立たずもあらなむ | 権中納言匡房 |
たかさごのをのへのさくらさきにけり | とやまのかすみたたずもあらなむ | |||
B-10 | 14 | 陸奥の しのぶもぢずり 誰故に | みだれ初めにし 我ならなくに | 河原左大臣 |
みちのくのしのぶもぢずりたれゆゑに | みだれそめにしわれならなくに | |||
B-11 | 90 | 見せばやな 雄島のあまの 袖だにも | 濡れにぞ濡れし色はかはらず | 殷富門院大輔 |
みせばやなをじまのあまのそでだにも | ぬれにぞぬれしいろはかはらず | |||
B-12 | 94 | みよし野の 山の秋風 小夜更けて | 故郷寒く 衣うつなり | 参議雅経 |
みよしののやまのあきかぜさよふけて | ふるさとさむくころもうつなり | |||
B-13 | 49 | 御垣守 衛士のたく火の 夜はもえ | 昼は消えつつ ものをこそ思へ | 大中臣能宣朝臣 |
みかきもりゑじのたくひのよるはもえ | ひるはきえつつものをこそおもへ | |||
B-14 | 27 | みかの原 わきて流るる 泉川 | いつみきとてか 恋しかるらむ | 中納言兼輔 |
みかのはらわきてながるるいづみがは | いつみきとてかこひしかるらむ | |||
B-15 | 41 | 恋すてふ わが名はまだき 立ちにけり | 人知れずこそ 思ひそめしか | 壬生忠見 |
こひすてふわがなはまだきたちにけり | ひとしれずこそおもひそめしか | |||
B-16 | 10 | これや此の 行くも帰るも 別れては | 知るも知らぬも 逢坂の関 | 蝉丸 |
これやこのゆくもかへるもわかれては | しるもしらぬもあふさかのせき | |||
B-17 | 97 | 来ぬ人を 松帆の浦の 夕なぎに | 焼くや藻塩の 身もこがれつつ | 権中納言定家 |
こぬひとをまつほのうらのゆふなぎに | やくやもしほのみもこがれつつ | |||
B-18 | 24 | 此の度は 幣もとりあへず 手向山 | 紅葉の錦 神のまにまに | 菅家 |
このたびはぬさもとりあへずたむけやま | もみぢのにしきかみのまにまに | |||
B-19 | 29 | 心あてに 折らばや折らむ 初霜の | 置きまどはせる 白菊の花 | 凡河内躬恒 |
こころあてにをらばやをらむはつしもの | おきまどはせるしらぎくのはな | |||
B-20 | 68 | 心にも あらで憂世に ながらへば | 恋しかるべき 夜半の月かな | 三條院 |
こころにもあらでうきよにながらへば | こひしかるべきよはのつきかな |