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■グループ分け一覧
Dグループ
グループ | 歌番号 | 上の句 | 下の句 | 作者 |
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D-1 | 36 | 夏の夜は まだ宵ながら あけぬるを | 雲のいづこに 月宿るらむ | 清原深養父 |
なつのよはまだよひながらあけぬるを | くものいづこにつきやどるらむ | |||
D-2 | 80 | ながからむ 心も知らず 黒髪の | みだれて今朝は ものをこそ思へ | 待賢門院堀川 |
ながからむこころもしらずくろかみの | みだれてけさはものをこそおもへ | |||
D-3 | 84 | ながらへば また此の頃や しのばれむ | 憂しと見し世ぞ 今は恋しき | 藤原清輔朝臣 |
ながらへばまたこのごろやしのばれむ | うしとみしよぞいまはこひしき | |||
D-4 | 53 | 嘆きつつ 獨りぬる夜の 明くるまは | いかに久しき ものとかは知る | 右大将道綱母 |
なげきつつひとりぬるよのあくるまは | いかにひさしきものとかはしる | |||
D-5 | 86 | 嘆けとて 月やはものを 思はする | かこち顔なる わが涙かな | 西行法師 |
なげけとてつきやはものをおもはする | かこちがほなるわがなみだかな | |||
D-6 | 25 | 名にしおはば 逢坂山の さねかづら | 人にしられで くるよしもがな | 三條右大臣 |
なにしおはばあふさかやまのさねかづら | ひとにしられでくるよしもがな | |||
D-7 | 88 | 難波江の あしのかりねの 一夜ゆゑ | みをつくしてや 恋ひわたるべき | 皇嘉門院別当 |
なにはえのあしのかりねのひとよゆゑ | みをつくしてやこひわたるべき | |||
D-8 | 19 | 難波潟 短き葦の ふしのまも | あはで此の世を すぐしてよとや | 伊勢 |
なにはがたみじかきあしのふしのまも | あはでこのよをすぐしてよとや | |||
D-9 | 51 | かくとだに えやはいぶきの さしも草 | さしも知らじな もゆる思ひを | 藤原実方朝臣 |
かくとだにえやはいぶきのさしもぐさ | さしもしらじなもゆるおもひを | |||
D-10 | 6 | かさゝぎの 渡せる橋に おく霜の | しろきを見れば 夜ぞふけにける | 中納言家持 |
かささぎのわたせるはしにおくしもの | しろきをみればよぞふけにける | |||
D-11 | 98 | 風そよぐ 楢の小川の夕ぐれは | みそぎぞ夏の しるしなりける | 従ニ位家隆 |
かぜそよぐならのをがはのゆふぐれは | みそぎぞなつのしるしなりける | |||
D-12 | 48 | 風をいたみ 岩うつ浪の おのれのみ | 砕けてものを 思ふ頃かな | 源重之 |
かぜをいたみいはうつなみのおのれのみ | くだけてものをおもふころかな | |||
D-13 | 47 | 八重葎 しげれる宿の さびしきに | 人こそ見えね 秋はきにけり | 恵慶法師 |
やへむぐらしげれるやどのさびしきに | ひとこそみえねあきはきにけり | |||
D-14 | 59 | やすらはで 寝なましものを 小夜更けて | 傾くまでの 月を見しかな | 赤染衛門 |
やすらはでねなましものをさよふけて | かたぶくまでのつきをみしかな | |||
D-15 | 28 | 山里は 冬ぞ寂しさ まさりける | 人目も草も かれぬと思へば | 源宗干朝臣 |
やまざとはふゆぞさびしさまさりける | ひとめもくさもかれぬとおもへば | |||
D-16 | 32 | 山がはに 風のかけたる しがらみは | 流れもあへぬ 紅葉なりけり | 春道列樹 |
やまがはにかぜのかけたるしがらみは | ながれもあへぬもみぢなりけり | |||
D-17 | 62 | 夜をこめて 鳥のそら音は はかるとも | 世に逢坂の 関はゆるさじ | 清少納言 |
よをこめてとりのそらねははかるとも | よにあふさかのせきはゆるさじ | |||
D-18 | 85 | 夜もすがら もの思ふ頃は 明けやらで | ねやのひまさへ つれなかりけり | 俊恵法師 |
よもすがらものおもふころはあけやらで | ねやのひまさへつれなかりけり | |||
D-19 | 83 | 世の中よ 道こそなけれ 思ひ入る | 山の奥にも 鹿ぞなくなる | 皇太后宮大夫俊成 |
よのなかよみちこそなけれおもひいる | やまのおくにもしかぞなくなる | |||
D-20 | 93 | 世の中は 常にもがもな 渚こぐ | 海士の小舟の 綱手かなしも | 鎌倉右大臣 |
よのなかはつねにもがもななぎさこぐ | あまのをぶねのつなでかなしも |